広州市の沙面は、アヘン戦争の後、英国、法国の租界になりました。私の歩いた概算ですが、南北に700メートル、東西200メートルが水路で囲まれています。今でもフランスカトリック教会、イギリス領事館をはじめとした洋館が数多く残っています。
 私が泊まったのはビクトリヤホテルでした。中国人にどこにあるのかと尋ねると勝利賓館とメモしてくれました。
 朝はやく写真を撮りに外にでると、まだ真っ暗で街灯とショーウィンドの明かりしかありませんでした。それでも暗いなかを散歩する人、コンビニで買い物する人や、公園では太極拳をする人がいます。やがて、しらじらと夜があけると街の様子がわかります。

■西安  2009年1月